この記事では、【ペルソナの活用方法】について解説していきます。
第一章を通して学んできたペルソナ設定ですが、
- コンセプト設計
- 誰に
- 何を
- 何故
と4つのワークを行うことで、
あなたが誰に何を伝えたいのかは明確になりました。
この記事では、設定したペルソナをどの様に日々の発信に活かしていくのかをお伝えしていきます。
設定したペルソナを活用できてる?
実は1番多いペルソナ設定の落とし穴を知っていますか?
それは、、、
いざ文章を書き始めた途端に、
設定したペルソナを無視して好きなことを書いてしまう。
というものです。
どんなことに悩んでいて、何を知りたいのか、詳細を絞り込んでいったにも関わらず、
書いている文章は全然その人に向けられておらず、自分が伝えたいことを好き勝手に書いてしまう。
そうなっていないか、今一度確認をしましょう。
私は、しっかりペルソナに向けて書けていますよ♪
か・な・り!あるある案件なのです
相手に刺さる発信では、常に設定したペルソナに向けて書くことがとにかく重要です。
【自分が書きたいこと】 < 【相手が知りたいこと】
これが1番大切であることと同時に、油断するとすぐに抜けてしまう目線でもあるのです。
いざ!文を書く前に再確認
まず読み手の状況や心理を想像してみて下さい。
皆さんは仕事や育児等で忙しい中で、わざわざ時間を割いてあなたの発信を読んでくれています。
にも関わらずメルマガ等の冒頭から、あなたの私生活の報告や天気がどうとか?を
延々と書かれていたらどうでしょうか。
あなたは読みたいと思いますか?
よほどFANでもない限り読んでいられないはず。
極論を言ってしまえば、読んでいる人はあなたの日常生活に興味はありません。
あなたの発信が、自分にとってメリットがあるから読んでくれるのです。
- 「この人はいつも役に立つ事を教えてくれるな。」
- 「学びになる事が多いな。」
- 「ついつい共感したくなるんだよね。」
という相手の心に届く発信を目指していくことが、読み手との信頼関係の構築に繋がります。
その為には自分勝手な文章ではなく、しっかりとペルソナを意識して相手の知りたい事を書く!を徹底していきましょう。
設定したペルソナを活用するには
では、設定したペルソナをどの様に活用すれば良いのかを具体的に解説していきます。
- ノウハウや知識が得られる
- 成長につながる
- ワクワクできる
- 不安や悩みを解決できる
- 共感できる
- 気付きにつながる
など、相手に価値提供できる内容ですか?
ペルソナ設定で悩みや理想等を想像出来ているはずなので、
その相手が欲している内容を『具体的に』書いてあげることを
意識していきましょう。
- この話題に興味を持つだろうか?
- この訴求は相手に刺さるだろうか?
- この言い回しや言葉選びは相手に馴染み深いものか?
- このタイトル(ワード)にドキッとするだろうか?
など、いつもペルソナ目線で言葉を選ぶこと
例えば、そのジャンルの専門家である自分が日常で使う言葉。
全くの初心者である相手に使っても大丈夫でしょうか?
自分は日々当たり前に使うワードであっても、初心者さんには意味が通じないケースもあります。
この様に常に相手の目線に立って、きちんと伝わる表現をする事も大切です。
『相手の目線に立つ』とは?
相手の目線に立つという意味では、
こんな例もぜひ参考にして欲しいです。
-
例えば、あなたがダイエットサポートを売るとします。
- 売る側の目線
-
本当はその場凌ぎで一時的に体重を落とすのではなく、
食生活から改善して長期的にキープ出来る方法が良いと思っていたとします。 - 相手の目線
-
でも!
相手が同窓会に参加する日までに短期で3キロをとにかく落としたい!というゴールを望んでいる。
この場合、地道に食生活を改善して少しずつ体重を落として安定させる手法より
ファスティング等の即効性がある方法が刺さるかもしれません。
あなたが何を言いたいかを重要視するのではなく、
相手がどんなサービスや提案を求めているのか?を意識して想像してみましょう。
そして、その答えをポンと差し出してあげるイメージで書けば、きっと相手の心に届いてくれるはずです♡
最終的な考えはコレ!
とは言え、あまり難しく考えてしまうと気軽に文章を書けなくなってしまいますよね…。
そういう場合はこう考えてみてはどうでしょうか?
自分の知っている情報で、相手を幸せにしてあげよう。
ここまで難しいことを言ってきましたが、最終的にはシンプルにこれで良いのではないでしょうか♪
自分が発信する内容で、
- 相手の悩みを解決してあげること。
- 理想実現のサポートをしてあげること。
そんな気持ちを持って書いていくことで、自然と相手に届く発信が出来るようになります。
文章を書く時は、いつも相手を想像しながら書く習慣を付けて
刺さる発信を目指していきましょうね♪